千葉市がかねてから幕張新都心への誘致に名乗りを上げていた統合型リゾート(IR)について「誘致見送り」を表明しました。

千葉市:統合型リゾート(IR)に対する千葉市の方針について

千葉市は、これまで統合型リゾート(IR)について検討を行ってきましたが、今回の国から示されているスケジュールでのIRの誘致については行わないこととしました。(2020年1月7日)


千葉市長記者発表コメントによると、見送りの理由として昨年の台風の影響で千葉市を含む千葉県の広範囲に甚大な被害(幕張ベイパークも大きな被害が発生しました)が出たことを挙げています。災害対応に資金や時間を割く必要がありIR誘致を国が示したスケジュールの中では実現できないと判断したようです。
他方IR誘致に絡んだ汚職事件等もありましたし、この状況では市民の理解を得るのは難しかったのではないかと思います(汚職事件が影響したことは否定しています)。

IR計画は株式会社ちばの未来MICE・IR海浜幕張に本社をもつ新日本建設が主体となり設立した株式会社MICE IR千葉等複数の企業が具体的な構想を発表していました。

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092903MICE IR千葉が示していた施設イメージ

IRについては賛否両論ありますが実現していれば幕張新都心最大規模の大型開発となったわけですからこの点については残念に思います(マリーンズファンとしては老朽化が進んできたマリンスタジアムの改修・建て替えがIR財源でなされないか期待しておりました)。

なお千葉市長のコメントには
「私は、IRについて、これまで誘致ありき、反対ありきではないスタンスから検討を重ねて参りましたが、いま申し上げたとおり、様々な観点から総合的に判断し、今回の国から示されているスケジュールでのIRの誘致は行わないという結論に至りました。」

とあります。あくまでいま国から示されているスケジュールではやらないというだけで将来のIR誘致に含みを持たせたコメントとなっています。
今後も動向を注視していきたいと思います。