海浜幕張地域に水族館を誘致する運動が始まりました。
その名も「Aqua Dream Project」

IMG_9465

千葉日報の報道によると、千葉市の観光大使を務めた経験のある小亀さおり氏が中心となり、アパホテル幕張の藤井力也総支配人が取りまとめ、幕張新都心ホテル協議会、幕張新都心まちづくり協議会、幕張ベイタウン商店街振興組合も賛同しています。

なお、幕張ベイパークエリアマネジメント(B-Pam)にも賛同できないかとの打診があり、現在会員にアンケートを行なっているところです。
また、千葉県知事および千葉市長への嘆願書は2月9日付で提出されており、幕張新都心ホテル協議会加盟の6ホテル(グリーンタワー、スプリングス、フランクス、ザ・マンハッタン、ニューオータニ、アパ)の代表取締役もしくは総支配人6名の連名となっており、その本気ぶりが窺えます。
IMG_9469
背景にはコロナ禍により幕張メッセでコンサートや展示会の開催が減少し、ホテル経営に深刻な影響が及んでいることがあるようです。
候補地にはZOZOマリンスタジアム隣接の県有地が挙げられています。
千葉県観光企画課や千葉市幕張新都心課は注視するとしながらも静観する姿勢を見せています。
また、神谷俊一千葉市長は「興味深い」と評価しながらも、「市が直接するのは難しい。経営・運営母体になる民間事業者が必須」とコメントしています。

現時点で熊谷俊人千葉県知事からのコメントはありません。

嘆願書にある通り千葉県内には鴨川シーワールドしか水族館が存在しません。以前銚子にもありましたが経営不振により閉館、2019年再開に向けて補修が始まったと報道されましたが2020年には引き続き飼育されていたイルカが死亡、その後の具体的な動きは報道されていません。
なお、海浜幕張近隣の水族館としては葛西臨海水族園があり、こちらは海浜幕張からは20キロも離れていません。都内には池袋や品川など複数の水族館があり、ライバルは多いです。

誘致の実現のためには一筋縄ではいかないかと思いますが、海浜幕張地域の魅力向上に大きく寄与するものだと考えられますので、今後の動きに注目していきたいと思います!