※2月の記事もあわせてご覧ください。
幕張ベイパークに病院&小学校が新設へ!
幕張ベイパーク隣接地で建設が予定されている新海浜病院について若干の動きがありました。
「千葉市立新病院整備基本計画策定支援及び基本設計業務委託」なる案件が、簡易公募型プロポーザル方式にて募集がなされていました。
https://www.city.chiba.jp/byoin/kikaku/020615sinbyouin_kihonkeikaku_sekkei.html
難解な市の資料よりも日本建設新聞社のこちらの記事をお読みいただいたほうがわかりやすいかと思います。
計画・設計プロポ公告 380~430床新病院を建設へ(千葉市)
なお「住宅地区からの導線を考慮した位置を小学校用地」とありますので、当該土地の南側が小学校、北側が病院となります。
開院時期についてですが、
・現海浜病院施設は、建設後36年が経過し老朽化が著しく、早期に新病院を整備することが必要である。
・そのため、病院の機能を定める基本計画や設計、工事の各段階において、作業の効率化や作業内容の精査を行うことにより、 最大限の期間短縮に努める
・新病院については、遅くとも令和7(2025)年度上半期内の開院を目指す。
とあります。前回記事を書いたときと変わっていません。
基本構想案については、7月15日までパブリックコメントを募集しています。その結果を反映し、8月に基本構想を策定する予定だそうです。
一方、新設小学校についてですが、すでに募集が締め切られていますが「若葉住宅地区小学校新設に係る基本計画策定支援業務委託」なる案件名で、こちらも公募型プロポーザル(企画提案)方式にて募集がなされていました。
市に寄せられていた質問の中に、小学校の新設時期についての問いがありましたが、以下のように回答されています。
ということで、現状では小学校の開設時期は未定です。新設小学校の開校年度は、住宅地区の供給状況を勘案し児童数推計を精査したうえで、この基本計画のなかで定めていくこととしています。
新設小学校が早期に開校する為には、幕張ベイパークの開発が順調に進むことが必須となります。
三井はじめデベロッパー各社には頑張っていただきたいものです。
また、小学校の基本的な構想及び計画についての質問の回答は以下の通り、
現時点で具体的にお示しできる資料はありませんが、今後基本構想及び基本計画を策定するにあたり、新しい学習指導要領の趣旨や地区の特色を生かした教育コンセプト、周辺環境と調和する施設設備、各種事業方式の比較検討による選定、開校時期や開校までのとあります。地区の特色を生かした教育ということで、打瀬小はじめ幕張新都心地区に所在する他の小学校のように、他にない特色を持った小学校ができることを期待したいですね。
スケジュール等を網羅する必要があると考えています。
建設地については先述した通り住宅地区からの導線を考慮した位置となるため、幕張ベイパークから見て病院よりも手前となります。
建設予定地(2020年2月撮影)
建設地は右上の「小学校・公益施設」用地で、北側に病院、南側に小学校が建設されることになるようです(画像出典:千葉県企業局HP)
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